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ツシマ沖の海戦(その百四十六)The Battle of Tsushima
2006-11-25 Sat 00:14
それはロシア士官であった。三名は海岸に近づいてくる。
彼らは敵意のないことを示すように、盛んに握手を求める仕草をしていた。
内藤は、その求めに応じて握手すると、
「艦長のもとへ案内してくれ」と、ロシア語で言った。
内藤はロシア語額に堪能であったため、彼の意はなんなく通じた。
士官たちは安心したような様子で、内藤たちの先に立って歩き始めた。
やがて、前方に異様な光景が現れた。
短艇用のものと思われる広げられた帆布の上に、数十体の遺体が並べられてあったのだ。
手足や頭のないものもあり、いずれも甚だしい腐臭を放っていた。
いずれもドンスコイの艦内から収容したものと思われた。
その傍らを通り過ぎると、平坦地が開けており、そこらには数百人とも思しきロシア兵が屯していた。
内藤の一行は、その間を抜けて正面の丘陵地の方へ登って行ったが、ロシア兵たちは珍しげに視線を送っただけで、取り立てて敵意をむき出しにすることはなかった。
丘の上には朝鮮風の農家が一軒建っていた。
三人のロシア士官は、「艦長はあの家におります」と内藤に告げた。
家の前庭には士官が二十人ほど集まっていた。
彼らは麓にいたロシア兵とは異なり、一斉に険しい視線を向けてきた。
暫く待たされてから、招じ入れられたが、小さな部屋の床に延べられたアンペラの上に、制服が血に染まった老士官が横たわっていた。
傍らにいた高級士官が内藤に目を向け、「あの方が艦長である」と囁いた。
内藤の眼から見ても、かなりの重傷であることは分かった。
軍医らしい士官が、艦長の太腿の傷の包帯を取り替えていた。
内藤はその治療が終わるのを待って、部下ととも敵司令官対して敬礼を捧げた。
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