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ツシマ沖の海戦(その百四十五)The Battle of Tsushima
2006-11-24 Fri 00:40
第二駆逐隊は、ドンスコイの捜索に務めていた。
午前五時、朧の見張員が、鬱陵島南東岸にドンスコイが停止しているのを発見した。
朧に座乗する第二駆逐隊司令矢島純吉大佐は、ドンスコイ発見の報告を第四戦隊に打電させた。
同時に、朧はドンスコイに接近していった。
「降伏セヨ」
朧のマストに万国信号旗が翻った。
艦上には人影はなかった。
傷つき傾いた無人の軍艦がただ浮かんでいるばかりであった。
矢島大佐は、内藤省一中尉に敵艦に赴くことを伝えた。
内藤は下士官兵五名を選抜し、短艇に乗ってドンスコイに近づいて行った。
短艇が二、三百メートルの距離まで接近したとき、ドンスコイはにわかに身震いするように揺れると、たちまち左舷に大きく傾き、そのまま海中へと姿を没していった。
海面に大渦が巻き起こり、無数の気泡とともに木片等が浮かび上がってきた。
短艇は大波を受けて木の葉のように上下した。
それを見届けて、内藤中尉の一行が引き返そうとしたとき、一隻の和船が漕ぎ寄ってきた。
鉢巻をした漁師らしき壮漢が舟を操っている。
「たいへんだ。ロシア兵がいる。昨夜、たくさんの兵隊が上陸した」
 息を切らせながら日本人漁師は叫んだ。顔面は蒼白である。
内藤中尉は、昨夜のうちにドンスコイの乗員が艦を離れて上陸したことを覚り、その旨を手旗で朧に報告させた。
折り返し、矢島司令からの命令が届いた。
それは、内藤中尉に、部下を率いて上陸し、敵艦長を連行せよと告げていた。
内藤は漁師を案内にたて、島に接近して行った。
附近は、断崖絶壁に囲まれていたが、一箇所だけ小さな砂浜が広がっていた。
そこには二隻のロシアの短艇が置き去りになっていた。
砂浜には大勢の足跡が残されている。
漁師は内藤らを案内し終わると、逃げるように立ち去って行った。
十二隻もの日本艦艇を相手に奮戦したドンスコイの乗員たちが、抵抗することは十分に予想できた。
内藤中尉は、怠りなく周囲に警戒の視線を走らせながら、五人の部下とともに砂浜に上がった。

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