We must protect the senile elderly people from unscrupulous business operators by using the adult guardianship system.

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ツシマ沖の海戦(その四百五十八) The Battle of Tsushima
2007-10-31 Wed 00:00
英国外相ランスダウンは、日本側の主張に正当性を認める、と言明した。
ランスダウン外相は、早速、フランス公使を呼びつけ、今回の措置は、マダガスカル島の場合より不公正であると告げ、この種の事件は英仏関係、日英関係の双方に悪影響を及ぼすものだと、強調した。
そして、直ちに本国へ連絡するよう求めた。
ランスダウンは、「予は、デルカッセ外相に対して、日本政府に仏国政府の中立義務遵守を決意せる趣を諒承すべき、何等かの手段を発見さるることを期待し在り」と、告げたのである。
その上、外相ランスダウンは、駐フランス英国大使ベルチーに電報して、同趣旨の申し入れをフランス側に行わせた。

実のところ、ロシアの艦隊がフランス領のカムラン湾に入り込んでいる、という知らせは外務大臣デルカッセを驚かせていたのだ。
彼はその一報を耳にしたとき、「カムラン湾?そんな名前の湾がわが国属領にあったとは、我輩は、これまで地名も聞いたことはなかった。」と狼狽しつつぼやいたほどであった。
当然のことながら、外相デルカッセはフランスが国際紛争に巻き込まれること、おそれていた。
それは、現地・カムラン湾におけるフランス官憲の素早い反応によって明らかであった。
ハノイに駐在する総督ボウの支持を受けた地方官憲が、バルチック艦隊の退去を要求し始めたのである。
フランス側の要求の根拠は次のとおりである。
「ロシア艦隊は、勝手にフランス領に入り込み、湾外を通行する中立国船舶を臨検している。この行為はフランスの中立規則を曲解し、仏国官憲を蔑視するうえに、フランスの政治的利益を阻害するものである」

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ツシマ沖の海戦(その四百五十七) The Battle of Tsushima
2007-10-30 Tue 00:01
海軍の願望については、外相小村寿太郎に異存があるはずはなかった。
小村は、直ちにパリに駐在する本野公使に電報を送った。
「バルチック艦隊をカムラン湾に停泊させることは、交戦国の一方の艦隊に戦闘準備と最終的展開の便宜を与える行為であり、国際法上の明白な中立義務違反である」と、フランス政府に抗議を行うように指示したのである。
命令を受けた本野公使は、即刻、外相デルカッセを訪問したが、「お会いする時間がない」と、面会を断られた。
そして、翌日政務局長ルイに用向きを伝えてほしい、とフランス外務省担当官に告げられただけであった。
本野公使は、マダカスカル島滞在の抗議の時とまた同じ対応かと、落胆しながら公使館へ引き上げたが、翌十九日外務省を訪れ、政務局長ルイに日本側の抗議を伝えると、同局長は予想に反してすんなりと即答して、本野を驚かせた。
同局長が告げるところによると、フランス外務省は、「すでに、バルチック艦隊が同湾地区に航行してきたとの報道に接すると、直ちにフランス領インドシナ総督に対して、同艦隊に最厳密にフランス国の中立を遵守させるべく、その措置を行え」と訓令したとのことである。
更に、本件に関する正確な報告は、最大限四十八時間以内に受理するはずであると、付言した。
局長は、報告あり次第知らせると、愛想よく本野に微笑みかけた。
マダガスカル島の滞在の交渉の時とは、フランス外務省の応接は様変わりしていた。
本野公使が瞠目したのも無理は無かった。
一方、小村外相は、駐英公使林薫にも電命を送っていた。
「英国政府からもフランス外務省に圧力をかけてもらう」よう指示をしたのである。
林公使は、英国外相ランスダウンに面会し、フランス側の中立義務違反を訴え、英国のフランス説得を依頼した。

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 全額税か保険料か
2007-10-29 Mon 00:00
基礎年金不足額を消費税率で試算してみると。
政府の経済財政諮問会議の民間議員は25日の会議で、基礎年金の制度改革について、現行の「保険料方式」を維持する場合と、すべて国庫負担にして税金で賄う「全額税方式」の財源不足額の試算を提出しました。
 それによりますと、保険料方式では、政府の方針通り2009年度に国庫負担を現在の約3分の1から2分の1に引き上げる場合、消費税率に換算して1%分(2・5兆円)の財源が不足します。一方、全額税方式を導入すると、消費税率5~7%(12兆円~16・3兆円)分の財源が必要になるそうです。

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ツシマ沖の海戦(その四百五十六) The Battle of Tsushima
2007-10-28 Sun 00:00
四月十八日、海相山本権兵衛大将は、小村外相を訪ねて、一通の書状を差し出した。
外相が開いてみると、題目が「停泊問題に関する海軍覚書」と墨書されている。
その内容は次の如くである。
「敵国の来航艦隊は、去る十四日仏領安南カムラン湾に停泊したることの確報に接し候。就ては、厳重に仏国政府に抗議を申込む等、至急相当の措置を執られんことを望む」
海軍の要望は、バルチック艦隊をまずカムラン湾から追い出して貰いたい。
さすれば、これを撃滅してみせる、これが海軍の言い分であった。
実は、これには伏線があって、今月十三日、首相桂太郎は、外相小村寿太郎、海相山本権兵衛大将、陸相寺内正毅中将を招き、首脳会議を開いた。
その席上で、小村外相は山本海相にバルチック艦隊との勝負の行方について質したのである。
山本は、即答した。
「敵艦隊の来襲は聊かも顧慮するの要なし」
山本海相は、必勝の信念を披瀝し、寺内陸相もこれに同調した。
「自分は陸軍であるが、海軍の勝利に疑いを持たぬ」
しかし、「小官は不安が解消できない」と、小村は首を振った。
その後、憮然とした表情の海相との間で、次のような問答が交わされたのである。
「予は海相として海軍の勝利を保障す。貴大臣は、如何なれば疑はるるや」
「勝敗は兵家の常と云う。即ち、やってみねば判らぬに非ずや」
「否、我が艦隊は必勝の場所と時を選びて戦う。故に勝利あるのみなり」
「然らんか。されど勝ち方も問題なり。刺し違いとなりては、勝利の効用なからん」
虎の眼を持つという山本海相の表情がいっそう厳しくなったが、外相小林も一歩も引く気配を見せなかった。

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高齢者医療、負担増凍結で与党合意成立
2007-10-27 Sat 07:59
自民、公明両党は24日、来年4月からの高齢者医療費の負担増凍結について、新たに保険料が必要な75歳以上の軽減策について事実上合意した模様です。
それによりますと、来年4月から「6か月間は保険料を免除」し、同年10月からの「6か月間は9割減額」とすることになっています。与党は、1割から2割に引き上げる予定だった70歳~74歳の医療費窓口負担を、1年間は1割のまま据え置くことで、すでに合意していましたが、これで負担増凍結計画の全体像が固まったわけです。

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ツシマ沖の海戦(その四百五十五) The Battle of Tsushima
2007-10-26 Fri 00:00
東郷は先ず述べた。
「作戦は、万事警戒を最要とす」
古来敗北を招き、後に悔事を残す戦例を省みれば、必ず敵に乗じられる我の虚があったのである。
したがって、決して油断せず、細事にも寸時も警戒を行ってはならない。
つまり、いかなる場合も気を抜くなと、強調したのである。
次に、「戦闘における指揮の消長は、戦果に関すること頗る大なり」
と、続ける。
海戦においては、味方間の損害は目に付くが、当然ながら敵艦の状況は分からない。
このため、戦闘に携わる兵員は、敵を強く見、我を弱く感ずることが多い。
しかし、実際には我が苦しんでいるときは、敵は数倍も苦戦しているのである。
往古より「七分三分の叶会」というが、その意は敵が七分味方が三分と思うときは、実は「五分五分」であるというのである。
最後に、「積極の攻撃は最良の防御なり」
たとえ、非装甲艦であっても、その砲火で敵を撃圧すれば、それは最良の装甲艦であるのに等しくなる。
攻撃こそ肝要である。
以上が「心得」の骨子であるが、その他には、砲撃は各艦とも全砲を一斉に発射するようにせよ、と説き、魚雷攻撃の際には、「肉薄攻撃」を旨とし、それを行うことによって「魚雷機能の欠陥」、「発射位置の不備」、「射距離測定の困難」などの悪条件を克服できる、説示している。
そして、「露人の天性は概して受身的なり。我はこれを利して、常に先を制せざるべからず」の文章で、最後を結んでいる。

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China's 1st moon orbiter enters earth orbit
2007-10-25 Thu 11:27
The Chang'e-1 moon orbiter has entered into a 16-hour orbit at 205 km perigee and 50,930 km apogee, statistics .
The 2,300-kg satellite will experience four accelerations and is expected to enter earth-moon transfer orbit on Oct. 31 and arrive in the moon's orbit on Nov. 5.

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ツシマ沖の海戦(その四百五十四) The Battle of Tsushima
2007-10-25 Thu 00:00
現地の物価も高騰した。
「足元をみられたらしく、卵一個が二十八カペイク、牛肉一塊が一ルーブルという高値だったが、買わないわけにはいかなかった。」
これもポリトウスキー機関中尉のぼやきである。
四月十七日、連合艦隊司令部も、前日に到着した森大佐の電報の転電を受けた。
同時に、軍令部は、バルチック艦隊の所在に関する「欧州よりの風聞」を伝えてきた。
それは次のようなものである。
フィリッピンのミンドロ島に集結している。
サイゴン東方海上で視認される。
すでにカムラン湾を出発ずみである。
連合艦隊司令部は、三情報のうち第三のものを公算大とした。
何故ならば、森大佐電と比較すると、位置が東方に偏りすぎている。
では二はといえば、これか時期が遅れすぎている。
連合艦隊は、バルチック艦隊の来襲時期を十九日より二十二日間と予測していたため、必然的に三の情報に曳き付けられたのである。
三の公算大と判断した連合艦隊司令部は、前方警戒の任についている第三艦隊に急報した。
「敵艦隊は、順潮を利用し、バシ海峡を通過せり、今明日中に第六警戒線付近に近接するやも図り難きを以て、一層警戒を厳ならしむべし」
台湾とフィリッピンの間に横たわるバシ海峡を、敵が通過したというのは無論、司令部の推測である。
因み、第六警戒線とは、五島列島の鳥島から済州島南方を結ぶ線で、朝鮮海峡警戒の最前線とされている。
東郷大将は、同時に戦闘実施にともなう「心得」を全軍に示達した。

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ツシマ沖の海戦(その四百五十三) The Battle of Tsushima
2007-10-24 Wed 00:00
もっとも、大沢中佐の実験の内容もそれほど詳細なものではなかった。
十海里沖からの望見であり、北港口から見た湾内には、「戦艦と思わるるもの約五隻」が認められ、そのうち二隻のマストには将旗らしきものが翻っていた、という。
また、北港口付近では巡邏する仮装巡洋艦の姿を見ていた。
更には、南港口の近くには約六隻の軍艦が、一列になって碇泊しているのを認めている。
以上の報告に接して、伊集院中将は、バルチック艦隊がウラジオストック行きを急ぐ以上、「一、両日」中に補給を済ませて、カムラン湾を出発すると推測した。
この予測に賛成する幕僚もいたが、伊東軍令部長と一部の幕僚は、バルチック艦隊のカムラン湾長期停留を予想した。
伊東大将は、次のようにその理由を述べた。
「カムラン湾は大湾であり、出入りも容易である。加えて、防御にも有利である。この湾に立ち寄った事実だけで、バルチック艦隊が第三艦隊をこの地で待つ、との意思を表示したものと受け止められる。」
伊集院次長は、それに納得はしなかった。
そこで、伊東大将が、「然らば、今少し様子を見るを以って、得策とせん」と判定を下した。
同じ頃、カムラン湾では、バルチック艦隊司令長官ロジェストウェンスキー中将が、日本艦隊の来襲に備えて、幕僚たちにその戦法を示達していた。
「敵の大勢力来たりて、本錨地の視界に現るるの場合には、本職はこれと戦闘するがため、外海に出んと欲す
これを詳述すれば、艦隊のほぼ全力をあげて、外海で迎え撃ち、なおも湾内に侵入する日本軍艦があれば、まず予備として湾内に待機している駆逐艦が当たり、さらには艦載水雷艇、最後には三隻の武装運送船で、体当たり攻撃を実施する、という全面的な決戦方式である。
中将の決意は各艦にも伝えられ、乗組員たちは「決戦」に備えた石炭の積み込み作業に追われることとなったる
しかし、将兵の関心は専ら、その架空の決戦以外に向けられていた。
彼らは陸上に電信郵便局があるのを知ると、家郷に送る手紙を手にして殺到した。
だが、この小さな電信局には、シナ人の従業員が一人いるだけで、その仕事ぶりはまことに大陸的であった。
「彼は、正午から午後六時までの間に、二人から電報十通と手紙十二通をうけつけると、閉局を宣言した。私を含めて三十人以上は、ただ列を作って陽に照らされているだけであった。」
忌々しげに日記に書き記しているのは、スワロフの機関中尉ポリトウスキーである。

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ツシマ沖の海戦(その四百五十二) The Battle of Tsushima
2007-10-23 Tue 00:00
秋山中佐は、その声に励まされるかのように、参謀長加藤友三郎少将を通じて司令長官東郷大将に意見具申した。
東郷大将は、それを良しとし、軍令部への打電を許可した。
「敵艦隊の所在を知るため、長崎、神戸より香港、シンガポールへ航行すべき中立国商船を使用されたし」
電文を一瞥した伊集院中将は、眉を顰めた。
「中立国船舶の使用」とは、いかにも嫌味な表現である。
もともと、連合艦隊案は『中立国商船の雇用』であったはずである。
「使用」であれば、軍令部は既に懸賞金つきで、それを実行しているではないか。
「艦隊ば、あせっちょんごつある」
伊集院中将も、待ちぼうけを食っている連合艦隊の焦慮を納得はできたが、そうかといって、これという妙手が即座に思い浮かぶはずも無い。
中将は軍令部長執務室へ急ぐと、伊東部長と相談して、次のような措置をとることを決めた。
シンガポール森義太郎大佐に、翌日入港するドイツ船{「プリンツ・ハインリヒ」に乗っている有栖川大将と大沢中佐から情報を入手するように指示を与える。
香港に東条明次大尉、上海に宮地民三郎大尉を派遣して、諜報活動に従事させる。
海軍望楼、沿岸監視者の便宜を図るため、中央気象台に対して綿密な気象報告を行わせる。
「取り敢えず、こげんとこごわせんか」
伊集院中将が、部長の顔を見つめめると、
「そうじゃな。明日になっ、ないか分かりもそ」
伊東大将もぼつりと応じた。
四月十六日、伊東大将の予感は的中した。
シンガポールの森大佐が、入港してきた「プリンツ・ハインリヒ」に出向いて、大沢中佐から入手した情報を電報してきたのである。
二日前の十四日午後一時ごろ、フランス領カムラン湾において、バルチック艦隊を発見した、との内容である。

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ツシマ沖の海戦(その四百五十一) The Battle of Tsushima
2007-10-22 Mon 00:00
「このような状態で、どうしてウラジオストックまでいけようか」
上甲板を散歩しながら、提督は胸中で呟いた。
戦闘ともなれば、燃料消費量は急増する。
「第三艦隊は既にインド洋を航進中である。友国の好意に信頼して、石炭の補給を図りつつ、当地に停留して第三艦隊と合同しよう」
提督は、今度は声にして独語した。
中将は、この決心を告げる海相宛電報を、サイゴンに帰るドイツ汽船「ダグマル」に託した。
四月十四日午後一時頃のことである。
丁度、その頃、沖合いをドイツ汽船「プリンツ・ハインリヒ」が通過中であった。
同船の上甲板には、二人の日本海軍士官が佇立して、双眼鏡を覗き込んでいた。
ドイツ皇太子の結婚式に参列するために欧州に向かいつつある、海軍大将有栖川宮
威仁親王と皇族付武官大沢喜七郎中佐であった。
二人は、食い入るようにバルチック艦隊を望見し続けた。
四月十五日、日本連合艦隊司令部内では不満の声が渦巻いていた。
その対象はいうまでもなく、前日の軍令部次長伊集院五郎中将の通報であった。
「あるいは、バルチック艦隊の消息がつかめなくなる可能性もあり」という知らせは、
参謀秋山中佐の「いささか、否、相当に無責任の言というべし」という論評を招きだしてしまった。
「然り」幕僚たちの賛同の声は大きかった。
敵艦隊についての情報収集は本来、軍令部の仕事である。
それなのに、直前に敵艦隊十九日説を流した軍令部が、突如として豹変し、敵情不明を予告してくるとは、何事か。
だいいち、軍令部はあらゆる手段を尽くしているのか。
連合艦隊が提案した中立国船舶の雇用案も採用しようとはしなかったではないか。
このままでは、連合艦隊の要撃策に不備が生じてくる。
「軍令部鞭撻の要ありと認む」
秋山参謀の声に、また同意の合唱が被さった。

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ツシマ沖の海戦(その四百五十) The Battle of Tsushima
2007-10-21 Sun 00:00
ところが、前にも触れたようにロジェストウェンスキー中将は、この東洋の無名の湾に意外に長期に及ぶ停留を予定していたのである。
艦隊がカムラン湾の外港に入ると、マダガスカル島から先発させておいたドイツの「ハンブルグ・アメリカ会社の給炭船団が到着した。
四隻ともロシア、フランス、ドイツの三カ国の国旗を掲げていた。
それを追うようにしてドイツ商船「ダグマル」が入港してきた。
彼女はサイゴンから来着したのである。
同船には中将が鶴首して待っていた、海相アウエラン大将の返電が積まれていた。
「ウラジオストックの陸正面は開放しありたり。同地には貯蔵品あり。ネボガトフ支隊を待たずに前進すべし」
これが、三日前に中将が病院船アリョールに託してサイゴンから発信させた電報に対するペテルブルグの返事であったのだ。
中将が心密かに望んでいた帰国命令とは正反対の内容であった。
しかし、中将も以前はウラジオストック急行の意向は表明していただけに、本来は素直に受命すべきであった。
ところが、中将は変心していた。
もっとも、それには同情すべき余地はあった。
給炭船団がもたらした石炭量は僅か三万トンに過ぎなかった。
この量は仮装巡洋艦五隻に補給すると、それだけで半量をとられてしまう程度のものである。
その残量では戦艦七隻分を賄うには到底足りない。
無論、その他の巡洋艦八隻、駆逐艦九隻には一かけらの割り当ても無くなる。
ウラジオストックまでは、まだ二千五百カイリきが残されている。
しかも、ダグマルによれば、サイゴンでは新たな給炭船の手配はできていないというではないか。
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KAGUYA
2007-10-20 Sat 02:02
Result of the Lunar Orbit Adjustment Maneuvers (LOI 5 and 6)
JAXA performed the lunar orbit adjustment maneuvers (LOI 5and 6) for the “KAGUYA”
As a result of the orbit calculation after the maneuvers, JAXA has confirmed that the KAGUYA is now in the following lunar orbit.
Current orbit
Apocynthion altitude 123 km
Pericynthian altitude 80 km
Period 1 hours 58 minutes
The satellite is confirmed to be in good health through telemetry data received at the GOLDSTONE station.

From the HP of JAXA
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ツシマ沖の海戦(その四百四十九) The Battle of Tsushima
2007-10-19 Fri 00:00
軍令部は、腕を組んで黙考した。
予想コースのうち台湾海峡を通過してくれれば、そこには既に多数のジャンクが配備され監視網を敷かれている。
バシー海峡を通過の場合も、台湾南部に配置したジャンクの目にとまらぬ筈はない。
因みに、同海峡は台湾とフィリピン領バシー諸島との間にある海峡で、大袈裟に言えば台湾南部とは目と鼻の距離である。
しかし、ルソン海峡を通られたら、監視船は配置してないのでお手上げとなる。
それに、太平洋に出られたら、たまたま遭遇した船舶の情報だけが頼りとなる。
伊集院軍令部次長は、「その場合となれば、今日以後に於ける彼の消息は、或る期間,容易に窺知するに苦しむことあるべし」と、苦渋の判決を下した。
そして、その旨が連合艦隊に通知された。
驚いたのは、東郷大将である。
軍令部が「十九日来攻」を告げたのは、昨日のことである。
それが、翌日になれば「消息不明の場合も期待せよ」との通知である。
「五郎な、ビンタおかしか具合になっちょっとか」
思わず、大将の口から悪態が飛び出した。
しかし、連合艦隊は、この「十九日来攻」の可能性が消失しない限り、合戦の準備を怠ることはできなかった。
大将は、第三艦隊に哨戒艦艇の増加を命じるとともに、函館の特務艦香港丸の艦長井上敏夫大佐に津軽海峡の警戒強化を命令した。
ロシア艦隊の北上に備えたのである。
前述したように,この頃、バルチック艦隊はカムラン湾の外港に入った。
旗艦スワロフに乗り組んでいる機関中尉ポリトウスキーは、そのことを大いに歓迎した。
なにしろ、マダガスカル島からの大航海で各艦の機関は故障続きであり、食料として積み込んでいた牛も食べつくしていたからである。
彼が起床して、甲板に出ると、一羽のカナリヤに気づいた。
その鳥は羽をばたつかせるばかりで、飛び立つことができなかった。
ポリトウスキー中尉は呟いた。
「あの鳥も疲れきっているのだ。それは当艦隊も同じだ。ウラジオストックへ行く前に、われわれも一両日の休養と補給が必要だ」

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Moon orbiter launch next week
2007-10-18 Thu 04:45
The launch of China's lunar orbiter, Chang'e I, is scheduled to take place next Wednesday at 6:05 pm,
Beijing Evening News reported on October 16.

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「社会保障カード」の創設…厚労省
2007-10-17 Wed 00:00
厚生労働省は15日、政府が2011年度中の導入を目指す「社会保障カード(仮称)」についての概要を公表しました。
それによると、同カードは、年金手帳や健康保険証、介護保険証などを統合したカードとすることになります。
国民に1枚ずつ配布される同カードは、集積回路(IC)を搭載し、自宅パソコンを利用して年金記録や診療報酬明細書を閲覧することが可能になる、としています。

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KAGUYA、Lunar Orbit Adjustment Maneuvers (LOI 5 and 6)
2007-10-16 Tue 00:00

JAXA plans to carry out lunar orbit adjustment maneuvers(LOI 5 and 6) for the “KAGUYA” between October 14 and 18, 2007 (JST.).

From the HP of JAXA
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KAGUYA releases VRAD satellite
2007-10-15 Mon 00:00
"OKINA" and "OUNA" were selected as the nicknames
[October 12, 2007 Updated]
The lunar explorer "KAGUYA" released one of its onboard baby satellites, the VRAD satellite, at 1:28 p.m. on Oct. 12 (JST.)
"OKINA" and "OUNA" were respectively chosen as nicknames for the Relay satellite and the VRAD satellite in relation with Princess KAGUYA from the Japanese old tale "Taketori Monogatari"
By the way , in that tale. Princess Kaguya was found by an old man ("OKINA") in a bamboo and was brought up by the man and his wife ("OUNA") with great care.
As she grew up, many men proposed to marry her, but Kaguya asked them to perform impossible tasks to prove their love and rejected their marriage proposals. On the night of a harvest moon, Kaguya returns to the Moon with people who appear from the sky.
.
Both the KAGUYA and VRAD satellite are confirmed to be in good health.

(From the HP of JAXA)
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健康保険料の新規負担者、75歳以上は半年猶予
2007-10-14 Sun 00:00
報道によれば、自民党は、来年4月から始まる高齢者の医療費負担増の凍結について、〈1〉75歳以上の高齢者のうち、新たに保険料が必要となる人は半年間、保険料負担を猶予する〈2〉70歳~74歳の医療費の窓口負担は1年間、現行の1割のまま据え置く――との方針を固めた模様です。

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「基礎年金」全額税方式検討をと自民元幹事長
2007-10-13 Sat 00:00

自民党の中川秀直氏は8日、民主党が主張している基礎年金の財源を全額税金で賄う全額税方式について、前向きに検討すべきだとの考えを明らかにした。
それによると、「国民負担がいくらになるかなどの問題もあるが、税方式にして事業主の負担が軽くなる分を非正規労働者の待遇改善につなげるという議論もあり得る」としています。

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KAGUYA
2007-10-12 Fri 00:00
Result of the Lunar Orbit Adjustment Maneuver (LOI4)

JAXA) performed the lunar orbit adjustment maneuver (LOI4)for the “KAGUYA” (SELENE.).
As a result of the orbit calculation after the maneuver, we have confirmed that the KAGUYA is now inthe following orbit.
Current orbit
Apocynthion altitude 795 km
Pericynthian altitude 127 km
Period 2 hours 34 minutes
The satellite is confirmed to be in good health through telemetry data received at the GOLDSTONE station.(10/11).

(From the HP of JAXA)
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低所得者層の基礎年金、加算制度検討に着手
2007-10-11 Thu 00:00
基礎年金が低すぎるとの批判を受けて、政府・与党は、低所得者層に対する国民年金(基礎年金)の加算制度創設の検討に着手した模様です。
その原案によれば、年収160万円未満の単身世帯などを対象に、現在満額で月約6万6000円支給されている国民年金を約25%引き上げて8万3000円とするものです。
 原案では、加算の対象となる高齢者は「単身世帯で年収160万円未満、それ以外の世帯は年収200万円未満」を軸に調整しています。試算によれば、65歳以上の高齢者がいる世帯の約18%が、これに該当するといいます。

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KAGUYA took images of the Moon!! and released the Rstar
2007-10-10 Wed 00:00
On October 9, the lunar explorer "KAGUYA" released one of its onboard baby satellites, the Relay satellite (Rstar,) at 9:36 a.m.(JST).
In addition, the KAGUYA onboard camera to monitor its high-gain antenna captured images of the Moon's surface.

From the HP of JAXA
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KAGUYA、Result of the Lunar Orbit AdjustmentManeuver (LOI3)
2007-10-09 Tue 00:00
JAXA performed the lunar orbit adjustment maneuver (LOI3)for the “KAGUYA” .
As a result of the orbit calculation after the maneuver, we have confirmed that the KAGUYA is now in the following orbit.
Current orbit
Apocynthion altitude 2,399 km
Pericynthian altitude 115 km
Period 4 hours 5 minutes

The satellite is confirmed to be in good health through telemetry data received at the GOLDSTONE station..
(10/08)

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「KAGUYA」:Result of the Lunar Orbit Adjustment Maneuver (LOI2)
2007-10-08 Mon 00:00

JAXA performed the lunar orbit adjustment maneuver (LOI2)for the “KAGUYA”
As a result of the orbit calculation after the maneuver, JAXA has confirmed that the KAGUYA is now in the following orbit.
Current orbit
Apocynthion altitude 5,694 km
Pericynthian altitude 108 km
Period 7 hours 53 minutes
The satellite is confirmed to be in good health through telemetry data received at the UDSC (USUDA)station..(10/7)

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KAGUYA・・ Lunar Orbit Injection was confirmed!!
2007-10-07 Sun 00:00
JAXA performed the lunar orbit injection maneuver for the "KAGUYA" at 6:20 a.m. on October 4, 2007 (JST) and have confirmed that the KAGUYA was injected into the lunar orbit.
The "KAGUYA" is now flying in the lunar elliptical orbit at the apocynthion altitude of 11,741 km and pericynthian altitude of 101 km.

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ツシマ沖の海戦(その四百四十八) The Battle of Tsushima
2007-10-06 Sat 00:00
連合艦隊の将兵は、海戦以来殆どその乗艦を離れたことは無かった。
ひたすらに訓練に励みながら敵の来襲を待ち続ける日々を送ってきたのである。
勿論、艦上では相撲大会もあれば、武道の試合もあった。
また、軍楽隊の演奏に耳を傾ける時間もあった。
故郷からの手紙が途絶えることはなかった。
しかし、彼らの脳裏には常に、まだ見ぬバルチック艦隊の姿があった。
将兵たちは、日を経るごとに戦いの到来の一日でも早からん、ことを願う気持ちを強く抱くようになっていた。
「露助は何をしているのだ」
「来るなら速く来て、片をつけたい」
三笠の艦長伊地知大佐の耳にも、そのような声は届いていた。
露天艦橋に立った伊地知大佐は、眼下の甲板を埋める将兵たちに、
最後に注意を与えた。
「諸子は、こんごは格別に手紙の文面に注意し、艦隊の所在が漏洩しないようにせよ。とりわけて奇を好む新聞記者の耳目を警戒せよ」
と、訓示した。
その間にも、興奮した将兵の「愉快なり」「来たらば全滅せん」という類のざわめきが、甲板のあちらこちらから響いてきた。
ところが、四月十四日、軍令部の態度が豹変した。
前日の「十九日来攻予想」以後、敵に関する情報が途絶したのである。
無論、軍令部においては海図を拡げて、一時間ごとの推定位置を記入していった。
しかし、それを眺めれば眺めるほど、果たしてこのコースでよいのか、という疑念も増してきたのだ。
予想は、あくまで台湾海峡北進ルートである。
しかし、ルソンまたはパシー海峡を東進して、太平洋経由で津軽海峡へ向かうルートも全く捨て去ってしまうわけには参るまい。
一旦、疑念が生じると、それはまた疑念を生んでしまう。
仮装巡洋艦または主力を陽動させ、二手に分かれて北上するのではないか。

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ツシマ沖の海戦(その四百四十七) The Battle of Tsushima
2007-10-05 Fri 00:00
軍令部は、バルチック艦隊の約十海里の速度で航行中であると判断した。
したがって、このまま直進すれば、同艦隊は十九日朝頃、朝鮮海峡に到達するものと、推定していた。
この情報は直ちに連合艦隊に通報された。
ちょうど、この時期、第二艦隊はウラジオストック港を機雷千五百個で封鎖するために、出航したばかりであった。
東郷大将は、第一回目の敷設作業が十五日の予定であるため、それを終えたら直ちに引き返すよう、第二艦隊司令長官上村中将に電令を送った。
大将は、同時にその他の部隊にも指令を発した。
すなわち、朝鮮半島北東岸第十艦隊をはじめとし、第二戦隊、修理中の『対馬』「高千穂」「千代田」にも鎮海湾集合を下令した。
そして、朝鮮海峡前面の警戒を担当している第三艦隊には、哨戒か石敷きを十七日に繰り上げるよう命令した。
東郷大将は、この日、作戦実施に関する連合艦隊命令「聯機第二六六号」を発した。
命令は次のように始まっている。
「連合艦隊ハ、尚敵ノ動静ニ注意シテ其ノ北上ヲ待チ、我ガ逸ヲ以テ彼ノ労ニ乗ジ、一挙ニ之ヲ撃滅セントス」
そして、命令は次のような督励の言葉で締められている。
「今後ノ一海戦ハ、蓋大局ノ決スル所ナルベキヲ以テ・・・各員ハ
其ノ職責ニ応ジテ畢生ノ心力ヲ尽シ・・・有終ノ成効ヲ告ゲ、以テ帝国興隆ノ宏図ヲ翼成セザルベカラズ」
連合艦隊司令部は、軍令部の推算に途中給炭の時間を加算して、バルチック艦隊の来航時期を「十九日ヨリ二十二日迄」と計算した。
旗艦三笠艦長伊地知彦次郎大佐は、将兵に訓示を行った。
「敵状に就いて、今日少しく愉快に感ずる所のものを得たり。・・彼我の里程に由りて打算するに、来る二十日頃には或いは当方面に来着すべし」
甲板を埋めた将兵たちの間から歓声が沸き起こった。

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ツシマ沖の海戦(その四百四十六) The Battle of Tsushima
2007-10-04 Thu 00:00
さて、当時の秘密兵器であった「連繋水雷」であるが、これは機雷四個を百メートル間隔のロープで連結したもので、敵艦が艦首でロープを引っ掛ければ、機雷が両側の艦腹に激突して炸裂する仕組みになっていた。
連繋水雷は、味方の誤接触防ぐよう一定の時間を過ぎると沈没するようになっていた。
したがって、このような仕掛けを持つ連繋水雷を使用するためには、進行してくる敵艦の直前を横断する必要が生じてくる。
当然のことながら、水雷艇は横断の際も、その後の離脱行動の際も、敵艦の砲火の餌食となる可能性は極めて大きいといえよう。
しかも、この敷設作業は敵が単艦でないと困難になるという難問を抱えている。
そのためには、昼戦で敵の陣形を大いに乱しておく必要がある。
また、主力戦隊の丁字戦法にしろ、単縦陣戦形で行うため、艦隊速力と砲撃精度が敵艦隊より優勢であることが絶対条件であり、下手をすると横腹を敵に曝すだけに、分断され包囲される危険も考えられる。
いずれにしても、軍令部の方針も連合艦隊戦策も、捨て身の一戦を覚悟した上での戦法である。
四月十三日、日本側にはバルチック艦隊に関する情報が大量に届けられた。
先ず、シンガポールから、森大佐と田中領事から、英巡洋艦サトレッジが十一日にバルチック艦隊と遭遇した、と伝えてきた。
更に、英商船プルニア、英軍艦イフゼニア、英商船ヌビアがそれぞれロシア艦隊を視認した旨を報告してきた。
因みに、プルニアの接触地点は、北緯七度三十六分、東経百八度、時刻は午前一時である。
ヌビアのそれは、北緯八度三十七分、東経百八度五十五分、時刻は正午である。

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KAGUYA Successful Image Taking by the High Definition Television.
2007-10-03 Wed 00:00

JAXA and NHK have successfully taken high definition moving images through the KAGUYA for the first time.
The images were taken by the KAGUYA’s onboard High Definition Television , which was developed by NHK for space use. It is the first high-definition image shooting of the Earth from about 110,000 km away from the Earth in human history.

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