We must protect the senile elderly people from unscrupulous business operators by using the adult guardianship system.

スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
ツシマ沖の海戦(その三百五十六) The Battle of Tsushima
2007-06-27 Wed 00:00
前回で述べたように、第十二、近衛、第十師団は風の助けを借りて渾河を渡った。
この時点では日本軍は気づいていなかったが、この三師団の確保した地域は大人屯、旧站、烟台を結ぶ渾河北岸の線を底辺とし、護山堡を頂点とした楔形をなしている。
これは、ロシア側にとっては深刻な状況を招いたことになっていた。
というのは、ロシア第二軍の真ん中に文字通り楔を打ち込んだ形となり、同軍は真っ二つに分断され、これが後にクロパトキン大将をした総退却を促す主な要因となったのである。
では、この風は西部戦線においては、どのような効果をもたらしたのであろうか。
日本側にとってはむしろ魔風の要素が強かった。
南から北にかけて第四、第五、第三、第八師団と並進した第二軍は、烈風に見舞われて敵の銃火も衰えたが、各師団とも動きがとれなくなり、やむを得ず現状維持の形をとることとなった。
第三軍第一師団も、砂嵐に閉じ込められ、砲兵部隊は砲撃を中止した。
右翼隊も、左翼隊も前進を阻まれ、立ち往生を余儀なくされた。
後備第一旅団は、折しも、文官屯を攻撃中であったが、右翼の後備第一連隊長余語征清中佐は負傷して、田義屯へ退いた。
左翼の後備第十六連隊を率いるのは新名幸太中佐であったが、文官屯東北方の鉄道線路際には三・四十名のロシア兵がいるばかりで、しかも動揺の色が見えるため、絶好の機会と判断し、文官屯北方の窪地に待機していた第二大隊第六、第七中隊に出動を命じた。
正午ごろ、両中隊が窪地から這いだそうとしたとき、砂嵐の中から忽然として敵の約一個連隊が、正面および左右から出現し攻撃してきた。
なにぶんにも、敵の姿は砂嵐の幕の中を見え隠れするばかりで、どのくらいの兵力がどこから攻めてくるのか見当のつけようもなかった。
午後一時を過ぎると、敵の砲火は一段と激しくなり、第二旅団の後方に陣取っていた砲兵隊の挽馬がほとんど死傷するという惨状を呈した。
すると、その時刻に、最左翼を受け持っていた後備第十六連隊第三中隊の前面から、突然、敵の約一個連隊が姿を現した。
風の音が足音を消し、砂塵の幕が姿を隠していたため、眼前に出現するまで誰も全く気付かなかったのである。

img007.jpg


From Abiko Business Consultants
スポンサーサイト
別窓 | 小説 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| Abiko Business Consultants |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。