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ツシマ沖の海戦(その百三十五)The Battle of Tsushima
2006-11-14 Tue 00:20
塚本中尉は、直ちに第二次捕獲隊を編成した。
隊員は選りすぐりの下士官・兵十数名であり、各自着剣した小銃に実弾を装填した。
ボートは再び荒波に揉まれながら、ベドウイに向かった。
舷側をよじ登ると、塚本は右手に拳銃を擬して艦上を見回した。
甲板上には、沢山のロシア兵員が屯していたが、いずれも険悪な目つきで塚本らを見つめている。
それには構わず、捕獲員たちは手際よく作業を進めていった。
ある者は剣付銃で無電用のアンテナ線を切断し、またある者たちは手分けして大砲・水雷の主要部の部品を取り外し、弾薬ともに海中に投棄した。
罐室に入った数名の捕獲員は、一罐を残して残りの罐の火を消した。
塚本も艦内の検分が必要なため、艦の中に降りていこうとした。
入り口近くにいた大柄なロシア士官がしきりに塚本を押し戻そうとする。
塚本は構わず入ろうとした。
塚本は艦内に重要な武器等が隠されているのであろうと疑い、各部屋を覗き込みながら、通路を進んでいった。
ある部屋に近づいたとき、そこにはドアの前に一人の士官が立っていた。
何かしきりに言い立てながら、塚本を制止しようとした。
塚本が拳銃を突きつけたが、士官は怯みはしなかった。
その場をがんとして動こうとはしなかった。
その部屋には何かが隠されていると直感した塚本は、士官を突き飛ばして、ドアのノブに手をかけた。
部屋の内部には高級士官らしい人物が十人近く屯しており、彼らは驚いたような眼差しで塚本を見つめた。
部屋の片隅には、ベッドが置かれてあり、その上には包帯で頭を覆われた人物が上半身を起こしたままで、目を瞑っていた。
その年配の人物の制服の肩には、鷲の徽章が金色の光を放っていた。
塚本の耳には、ドアの前にいた士官が何度も、「アミラル」という言葉を繰り返していたのを思い出した。
アミラルとは「アドミラル」のことではないか。
そうすると、目の前の負傷した年配の人物は、「バルチック艦隊司令長官ロジェストウエンスキー中将」その人ではないか。
塚本の身体が急に熱くなった。
彼は震えを帯びた声で聞いた。
「Is he Lieutenant General Rozhdestvenskii?」

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