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ツシマ沖の海戦(その百二十八)The Battle of Tsushima
2006-11-07 Tue 00:14
対馬の沖合いでは、もう一つの合戦が繰り広げられていた。
仮装巡洋艦佐渡丸と巡洋艦モノマフとの対峙である。
モノマフの砲術長ノジコフは、佐渡丸を見て命令を下した。
「砲部員。配置に就け。二十六ケーブル」
しかし、艦長ポポフ大佐は、血相を変えて怒鳴った。
「いかん。撃つことは許さぬ。あの艦に救い上げられている味方が沢山いるではないか。諸君はそれを射つというのか。」
このような経緯は、無論のこと、日本側の知るところではなかっため、表面上は、モノマフには戦意は全く見られなかった。
そのため、合戦というよりむしろ受降の儀式とでもいうべき光景が展開された。
モノマフは佐渡丸が六千メートルにまで接近して、砲撃を開始すると、モノマフのマストから軍艦旗が消えた。
乗員たちが舷側からボートを降ろし、争ってそれに乗り移っているのが認められる。
佐渡丸は射撃を中止し、三百メートルにまで接近した。
モノマフの後甲板には、なおも多数の乗組員がひしめいている。
「うーん。救命艇も破壊されて不足しているようじゃのう。」
佐渡丸艦長釜屋大佐は、傍らの副官顧みて、感想を述べた。
佐渡丸の甲板には、救助されたナヒモフの将兵たちが、い集している。
モノマフの乗員んたちは、それを見て安心したのか、あえて海中に飛び込もうとする者は見当たらず、いずれも静かに収容されるのを待っている様子であった。
その時、ナヒモフの捕虜士官の一人が、釜屋艦長に近づいてきて、覚束ない英語を使って盛んに進言してきたのだ。
どうやら、モノマフは爆発のおそれがあるため、近づかないほうがよいと主張している様子である。
この赤毛のロシア士官の意図は、釜屋大佐にもすぐ察知できた。
「これ以上の多数を本艦に収容すれば、自ら窮屈になることおそれて、モノマフの乗員を本艦に収容せざることを希望しているのであろう。
それにしても、薄情なものである。
釜屋大佐は、内心呆れると共に憐憫の情を催したる
しかし、現実に戻れば、佐渡丸にさらに数百人の人員を収容すれば、それこそ身動きもとれなくなる。
しかも、将来予想される戦闘にも差し支えるであろう。
釜屋大佐は、三浦湾に待機する仮装巡洋艦満州丸を呼び寄せることを決意した。
更に釜屋艦長は、分隊長の福田一郎大尉を捕獲隊指揮官に任命し、モノマフへ派遣した。

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